会場は駅を中心に、歩いて回れる範囲に散らばっています
徳島市の阿波おどりは、大きな会場にお客を集める形の祭りではありません。まちなかの通り、橋のたもと、川沿いの公園に演舞場が点在していて、そのあいだを観客が歩いて移動します。起点になるのはJR徳島駅です。主催者である阿波おどり未来へつなぐ実行委員会が示す駅からの所要時間は、藍場浜演舞場が徒歩5分、両国本町演舞場が7分、南内町演舞場が12分、紺屋町演舞場が15分。いちばん遠い会場でも、駅から15分ほどで着きます。
5つの街路演舞場と、2つのおどり広場
街路に組まれる演舞場は5か所です。有料の3か所は、新町川沿いの藍場浜公園に入る藍場浜演舞場(全長約120メートル・約4,600席)、南内町演舞場(約120メートル・約2,700席)、眉山の麓にある紺屋町演舞場(約100メートル・約2,200席)。無料の2か所は、商店街の通りをそのまま使う両国本町演舞場(約170メートル)と、東新町商店街の入口近くに置かれる新町橋演舞場です。さらに野外ステージの「おどり広場」が2か所。新町橋の南詰にある新町橋東公園と、両国橋の南詰にある両国橋西公園です。
屋内の会場もあります。藍場浜公園のなかに建つあわぎんホールでは期間中の昼に舞台公演があり、屋外の演舞場は目と鼻の先です。初日の公演が開かれるアスティとくしまは、この徒歩圏から外れた郊外に建っています。
車で来るなら、停める場所で当日の動き方が決まります
主催者が案内する駐車場は、大きく三つの型に分かれます。ひとつめは市街地の地下駐車場(市営の新町・紺屋町・駅前西、県営の藍場町)。演舞場に近いのが利点ですが、交通規制の区域内にあるため、規制の時間帯は車を入れられず、出ることしかできません。昼のうちに着いて、踊りが終わるまで動かさない使い方に向いています。ふたつめは、内町小学校と富田中央公園に開く有料の臨時駐車場で、こちらも市街地の内側です。三つめが、東沖洲のマリンターミナル駐車場(531台)。市街地から離れていますが、会場までシャトルバスがつきます。バスの運行時間帯(16時〜22時45分)のあいだ動き、小学生以上は1人1回300円。夕方に着いて夜の演舞場だけを観る人には、規制の時間を気にせずに済むこの型がいちばん楽です。
鉄道とバスは期間中に臨時便が出ます。主催者は徳島バス、徳島市営バス、JR四国の各社の案内へ誘導していますので、帰りの足は当日のダイヤを見て決めてください。徳島市は、この祭りを100万人超が国内外から集まる日本有数の催しだと説明しています。会場が散らばっているぶん、どこを何時に見るかを決めてから出るほうが、当日は迷わずに済みます。