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Venue / 祭り・会場

ふれおどり

ふれおどりに演舞場はありません。使われるのは高円寺の商店街の通りそのもので、あてられるのは純情商店街とパル商店街、それにルック商店街の三本です。桟敷も区画も組まれず、ふだんの買い物道がそのまま踊りの道になります。ですから、この会場で最初に決めることは「どの席を取るか」ではなく「駅の北へ出るか、南へ出るか」です。

北に一本、南に二本

純情商店街は、商店街自身が「JR中央線高円寺駅北口にある商店街」と名乗るとおり、改札を北へ出てすぐ始まる通りです。残る二本は反対側です。ルック商店街の振興組合は杉並区高円寺南2丁目、パル商店街の名を冠したパルプラザは同じ高円寺南3丁目。どちらも南口を出てから歩く通りです。三本は駅を挟んで分かれていますから、北と南を欲張ると、その往復のあいだに踊りが通り過ぎることになります。北の一本か、南の二本か。先に決めておくほうが落ち着いて観られます。

仕切りのない通りで観るということ

演舞場ではないという一点は、観る側にとって具体的な違いになります。ロープや桟敷で区切られた区画がないぶん、踊り子との距離はそのまま通りの幅です。横には店の入口があり、買い物客も自転車も行き交います。立ち止まる場所は自分で決めることになるので、店先をふさがない位置を選ぶのが基本の作法です。連が近づいてきたら、いったん通りの端へ寄る。それだけで、鉦と太鼓が体の真横を通り抜けていきます。

買い物の通りのままで迎える

本大会の日には、馬橋通りと早稲田通り、青梅街道、環状七号線でぐるりと囲まれた高円寺の中心部一帯に車が入れなくなります。ふれおどりの通りは、その区域の内側にあたります。当日の車の扱いによって通りの様子は変わりますので、現地では係の指示に従ってください。店は営業を続けたまま踊りを迎えます。買い物の途中で足を止められる距離感が、この会場の持ち味です。

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