きたまち阿波おどりの会場は、練馬区北町を通る旧川越街道です。ニュー北町商店街ときたまち商店街という二つの商店街が並ぶ街道の区間が、そのまま演舞の道になります。最寄りは東武東上線の東武練馬駅で、駅から会場までは歩いてすぐ。ただし駅の住所は板橋区徳丸で、会場のある練馬区北町は改札を出て南側です。駅名につられて練馬区の中心方面へ向かうと、まったく別の場所に着いてしまいます。
宿場だった道を、踊り子が進んでいきます
練馬区の説明によれば、旧川越街道は川越城と江戸城をつなぐ道として室町時代に開かれ、江戸時代には中山道の脇街道として整備されました。沿道には区内で唯一の宿場町、下練馬宿が置かれ、いまも北町聖観音座像、大山道道標、富士塚といった史跡が街道沿いに点在しています。商店街の通りであると同時に、そういう来歴を背負った街道でもあるわけです。
目印になる広場と公園
桟敷はなく、道端に立ったまま見ることになります。同じ場所に立ち続けるのがつらくなったときのため、街道沿いの目印を頭に入れておきましょう。ニュー北町商店街は、本陣の跡地にあたる緑地を「大根広場」と呼んで催しに使っており、街道沿いには北町上宿公園もあります。広場や公園の前は道端より立ちやすく、待ち合わせの目印にも使えます。
踊る側もこの通りから出ています。きたまち商店街振興組合によれば、じゃじゃ馬連はこの商店街から生まれた連で、第2回から参加を続けてきました。見物に行く通りは、同時に踊り子の出どころでもあるわけです。
来場は電車で、買い物は早めに
会場が商店街の通りそのものですから、演舞が始まると店に入りづらくなります。食事や買い物の用があるなら、人出が増える前に片づけておくのが賢明です。道は一本で見通しがきくので、位置を決めてしまえば、あとは動かずに待つだけで済みます。