練馬区・北町商店街で開かれる阿波おどり。2026年は7月25日(土)開催。
きたまち阿波おどりは、東武東上線・東武練馬駅の南口から続く旧川越街道を舞台に、毎年7月の最終土曜日に開かれる阿波おどりです。主催はきたまち阿波おどり実行委員会で、通り沿いのきたまち商店街振興組合とニュー北町商店街振興組合が中心となって運営し、練馬区などが後援しています。舞台となる旧川越街道は、江戸と川越を結んだ街道の名残です。北町にはかつて下練馬宿が置かれ、練馬区内で唯一の宿場町として栄えました。その通りが年に一度、鉦と太鼓の音で埋まります。
始まりは1993年(平成5年)と伝えられています。商店街の紹介によれば、その少し前に北町の三つの商店街が共同で街の将来を考える事業に取り組み、宿場町という土地の来歴を生かした時代祭を構想したことがきっかけで、その前夜祭として阿波おどりが始まったとされています。こうして生まれた踊りが、いまでは練馬を代表する夏の行事になりました。地元の連としては、じゃじゃ馬連とぽんぽこ連のほか、北町ファイヤーズやボーイスカウト練馬第6団も踊り子として加わります。
2026年は第32回として、7月25日(土)の午後5時45分から開かれました。告知では20連が出るとされ、開催記録のページには、しのぶ連、伍楽連、東京えびす連、ひょっとこ連、写楽連、だいこん連、東京天水連、東洲斎、花菱連、葵新連、舞蝶連、新粋連など16連の名前が並びます。ちなみに公式サイトの記録は第27回(2019年)の次が第28回(2022年)で、2020年と2021年は開催されていません。踊りは、通りを進む流し踊りと、一か所に輪をつくって踊る輪踊りの二本立てです。雨天決行ですが、警報級の大雨や雷、強風が予想されるときは中止を判断する場合があると案内されています。
踊ってみたい人には「にわか連」があります。当日の午後5時30分に北町上宿公園へ集まれば誰でも飛び入りで参加でき、公園の前から踊り始めます。子どもから年配の方まで毎年多くの人が加わり、2025年の記録映像では、にわか連が最後に登場しています。会場は東武練馬駅の南口すぐで、来場は公共交通機関が基本です。当日は午後5時30分から最終便までバスの経路が一部変わり、臨時のバス停が設けられます。この祭りにはもう一つの顔があります。写真コンテストです。2025年で第15回を数え、入賞作は公式サイトで公開されています。撮る楽しみが用意されている阿波おどりは、そう多くありません。