三井アウトレットパーク入間の館内1Fを舞台にした阿波おどりパレード。高円寺阿波おどり連協会『ひょっとこ連』、練馬区『女華夢連』などが出演し、舞台・館内流し踊り・踊り体験で構成される。2026年は7月4日(土)15時30分〜開催。
入間de阿波おどりパレードは、埼玉県入間市の三井アウトレットパーク入間を舞台にした阿波おどりのイベントです。2026年は7月4日(土)に、館内で開かれました。屋外の道路ではなく、買い物客が行き交うショッピングモールの通路がそのまま演舞の場になるという、珍しい形の催しです。
当日は二部構成で組まれました。第一部は午後3時30分から西武園ゆうえんちのステージショーで幕を開け、午後4時から阿波おどりの連による館内の流し踊り、午後4時30分からは「みんなで踊ろう阿波おどり教室」。第二部は午後5時30分から同じ流れで、午後6時から流し踊り、午後6時30分から教室が行われました。出演したのは、高円寺阿波おどり連協会に所属するひょっとこ連、練馬区の女華夢連、そして西武園ゆうえんちの夕日の丘商店街の住人たちです。当日に館内の店舗で税込5,000円以上を買い物したレシートを提示すると、先着300名に入間de阿波おどりの巾着が贈られました。引き換えは正午から午後6時まで、館内の特設ブースで受け付けられました。
商業施設で阿波おどり、というのは思いつきの企画ではありません。阿波おどりの基本の形である「流し踊り」は、一定の幅の通りを列になって進んでいく踊りです。屋根のある通路が続くモールは、実はこの形と相性がよく、天候にも左右されません。各地の阿波おどりが商店街のアーケードで育ってきたことを思えば、モールは商店街の現代版の器とも言えます。
もうひとつ、この催しには西武線沿線という文脈があります。入間市は西武池袋線が通る街で、西武鉄道は2026年、沿線の阿波おどりをめぐるキャンペーンを実施しました。対象になったのは、都立家政、狭山市、狭山ヶ丘、中村橋、新狭山、久米川という6か所の阿波おどりです。入間の隣の狭山市や狭山ヶ丘が並んでいることからも、この地域に阿波おどりの担い手が厚く根づいていることがわかります。西武園ゆうえんちの住人たちが出演したのも、同じ沿線の企画とつながっているためです。買い物のついでに本格的な阿波おどりに出会える、というのがこのイベントの持ち味になっています。