JR川崎駅前の川崎銀座街・銀柳街・アゼリアを舞台にした川崎最大級の阿波おどりパレード(1986年開始)。例年10月に開催される。日程は例年実績に基づく見込みです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
かわさき阿波おどりは、JR川崎駅前の商店街一帯を舞台に開かれる、川崎の秋の風物詩です。1986年に始まり、2025年10月11日(土)の第40回まで回を重ねてきました。第40回は午後4時から午後8時まで行われ、観覧は無料。雨天決行で、荒天の場合は中止となります。主催はかわさき阿波おどり実行委員会です。
多くの阿波おどりが夏に開かれるなかで、この大会は10月というのが大きな特徴です。舞台になるのは、川崎駅東口の川崎銀座街、川崎銀柳街、そして川崎アゼリア。いずれも駅前の商店街や商業施設で、屋根のあるエリアが多いため、天気が崩れても踊りと買い物を一緒に楽しみやすい会場になっています。近年はラ チッタデッラも演舞の場に加わりました。
規模は、地元の連と招待された連を合わせて10連あまり、踊り子はおよそ470人から500人という年が続いています。徳島の阿波おどりや高円寺の阿波おどりのような何万人規模の催しではありませんが、そのぶん一つひとつの連の踊りを間近で追える密度があります。地元の幼稚園や小学校の子ども連が出るのもこの大会らしいところで、街の人が踊る祭りという性格をよく保っています。
かわさき阿波おどりを語るうえで欠かせないのが、川崎きさわか連の存在です。留学生を含む外国から来た市民が中心になって生まれた連で、多文化共生を掲げる川崎という街の姿を、そのまま踊りの列にしたような連です。徳島から遠く離れた土地で阿波おどりが根づくとき、多くの場合は商店街の売り出しや地元の連の熱意が起点になりますが、川崎ではそこに「外国から来た人が踊り子になる」という道すじが加わりました。
コロナ禍の期間は商店街での開催が難しくなり、2023年の第38回で5年ぶりに商店街に戻りました。以来、川崎駅前に鳴り物の音が返ってきています。アクセスはJR川崎駅東口からすぐ、京急川崎駅からは徒歩約5分です。2026年の第41回の日程は、この記事を書いた時点では発表を確認できませんでした。最新の情報は主催者のホームページでご確認ください。