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開成町阿波おどり

神奈川県足柄上郡開成町の町道・県道に6演舞場を設け、オープニングパレード・路上おどり・総おどりで構成される歴史ある独立阿波おどり。町内外約19連+にわか会場が出演する。2026年は9月12日(土)開催。

開成町阿波おどりは、神奈川県足柄上郡開成町で毎年9月の第2土曜日に開かれる阿波おどりです。2026年は第39回として、9月12日(土)の午後4時30分から午後8時30分まで開かれます。雨天決行。会場は開成中央通りと県道201号線、それに役場北側の臨時駐車場で、あわせて6つの演舞場が設けられます。主催は開成町阿波おどり実行委員会です。

この祭りの数字は、町の大きさと並べて見ると印象が変わります。開成町は東西1.7キロメートル、南北3.8キロメートル、面積は6.55平方キロメートルしかなく、東日本でいちばん面積の小さな町です。人口はおよそ1万9千人。その町に、およそ800人の踊り子が集まります。町の人口のおよそ4パーセントが踊る側にまわる計算です。役場の周りの道路を800人が練り歩けば、小さな町はそれだけで別の顔になります。実行委員会が「小さな町が大いに盛り上がります」と掲げているのは、誇張ではなく実感なのだろうと思います。

踊り子の中心は、町内の自治会や事業所ごとに結成された連です。地区の名前を冠した連が並ぶ様子は、この祭りが町の内側から立ち上がっていることをよく表しています。そこに高円寺や大和、東林間といった町外の連が加わり、オープニングパレードから複数の演舞場での演技へと進んでいきます。飛び入りで踊れる場も用意されています。

開成町は、6月になれば水田地帯が5千株のあじさいで彩られる「あじさいの里」でも知られる町です。国勢調査では4回続けて神奈川県内で人口増加率が最も高く、若い世代の割合も県内有数という、めずらしい伸び方をしている町でもあります。新しく移ってきた人と昔から住む人が一緒に踊れる場として、阿波おどりが機能してきた側面もありそうです。

実行委員会からのお願いとして、ごみの持ち帰りが強く呼びかけられています。町ではごみの分別による再資源化と減量に取り組んでおり、祭りもその一環と位置づけられています。最寄り駅は小田急小田原線の開成駅です。交通規制の時間や範囲、駐車場については、開催が近づくと公式サイトで案内されますので、お出かけ前にご確認ください。