京王よみうりランド駅周辺を会場に開かれる稲城市の阿波踊り大会。2026年は9月5日(土)開催。
稲城阿波おどり大会は、京王線の京王よみうりランド駅の駅前を舞台に開かれる、多摩地域の阿波おどりです。2026年は第25回として、9月5日(土)の午後6時から午後8時まで行われます。小雨決行。会場は駅前広場のほか、弁天通りとランド駅北通りの2本の通りで、いずれも駅を降りてすぐの場所にあります。前回の第24回は2025年9月6日に開かれており、例年9月の第1土曜日が開催日になっています。
主催は稲城市商店会連合会です。稲城市商工会と稲城市が後援に入っていますが、大会を動かしているのは市内の商店会の集まりで、稲城市が公式サイトで説明しているとおり、目的は「稲城市民の交流と商店街の活性化」に置かれています。観光客を呼び込むための催しというより、地元の商店街が自分たちの街を元気にするために続けてきた事業です。だから会場も、駅から離れた広い公園などではなく、商店が並ぶ通りそのものになっています。
阿波おどりというと、8月に集中して開かれるお祭りという印象があります。実際、東京都内の阿波おどりの多くは7月から8月に日程が組まれます。そのなかで稲城は9月の開催で、夏の終わりに踊りを見にいける数少ない機会です。都内の阿波おどりを追いかけている人にとっては、シーズンの締めくくりにあたる一日になります。地元には乙奴連という連があり、稲城の踊り子として大会に加わっています。
京王よみうりランド駅は、その名のとおり遊園地のよみうりランドの最寄り駅のひとつですが、駅そのものは小ぢんまりとした駅です。夕方6時、すでに日が傾いた駅前の通りに鉦の音が響き始めると、ふだんの街の空気が一変します。踊りの時間は2時間と長くはないので、開始前に着いて3か所の会場の位置関係をつかんでおくと、見逃しが少なくなります。主催者は当日大変混雑するとして、公共交通機関での来場を呼びかけています。問い合わせ先は稲城市商店会連合会(電話042の377の1696、稲城市商工会内)です。9月とはいえ夕方はまだ暑さが残るので、飲み物を持って出かけると安心です。