板橋区成増のすずらん通り・スキップ村・成増商店街を会場に、流し踊りと輪踊り演舞場で構成される阿波おどり。2026年は8月6日(木)開催。
成増阿波おどり大会は、東武東上線・成増駅の周辺で開かれる、板橋区の夏を代表する祭りのひとつです。特徴は開催日にあります。土日ではなく、毎年8月の第1木曜日の夜に開かれます。2026年は8月6日(木)の午後5時30分から午後9時ごろまで、第40回として行われました。仕事や学校を終えた人が、そのまま駅を出て人垣に加わる。休日の観光イベントというより、地元の生活時間の中に組み込まれた祭りです。
会場は成増駅の南口から続く商店街一帯で、流し踊りの区間が3つに分かれています。第1会場はスキップ村入口からプライムビル西口前までの約150メートル、第2会場はプライムビル西口前からひさご前までの約200メートル、第3会場はりそな銀行の周辺で約220から300メートル。これに加えて、成増アクト・イベント広場が輪踊りの演舞場になります。列になって進む流し踊りと、その場で輪になって踊る輪踊りの両方を、歩いて回れる距離の中で見比べられる構成です。
2026年に出場したのは全13連、約570名でした。うち10連が地元成増の連で、残る3連は高円寺阿波おどり協会からの参加です。地元の連が大半を占めるという比率は、この大会の性格をよく表しています。よその有名連を呼んで見せる催しではなく、成増の連が主役で、そこに本場仕込みの高円寺勢が加わる形です。主催は成増阿波おどり大会実行委員会で、板橋区町会連合会成増支部、青少年健全育成成増地区委員会、成増商店街振興組合、成増南商店街振興組合が共催に入っています。町会と商店街が並んで名を連ねる体制も、地元の祭りらしいところです。
会場に駐車場はなく、板橋区は車での来場を控えるよう呼びかけています。東武東上線の成増駅のほか、東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄成増駅も使えるので、電車で向かうのが確実です。踊りの区間はいずれも数百メートルほどですから、3つの会場と輪踊りの広場をひと通り回っても、そう歩き疲れることはありません。問い合わせは成増地域センター(電話03の5998の6881)です。平日の夜に立ち寄れる阿波おどりを探しているなら、まずここを候補にしてみてください。