小田急江ノ島線・東林間駅周辺の商店街で開かれる夏フェスで、阿波おどりが中核演目。2026年は8月1日(土)・2日(日)開催。
東林間サマーわぁ!ニバルは、小田急江ノ島線・東林間駅の東西に伸びるシャンテ大通りを舞台に、毎年8月の第1土曜・日曜に開かれる阿波おどりのお祭りです。主催は東林間サマーわぁ!ニバル実行委員会。地元の自治会連合会や商店街振興組合、東林間神社などが共催に入り、神奈川県や相模原市が後援しています。相模原市の地域活性化イベントにも指定されていますが、運営の主体はあくまで地元です。主催者自身が「小さな町の大きなお祭り」と表現するとおり、駅前商店街という限られた舞台に、2日間で10数万人(1日あたり約8万人とも記されています)が押し寄せます。
2026年は第35回として、8月1日(土)・2日(日)に開かれました。初日は午後5時20分からの開会式に続いて演舞へ、2日目は午後5時20分から。いずれも午後8時までで、両日とも午後5時から午後8時30分まで交通規制が敷かれます。地元の連は東林間連、伍楽連、阿呍連、ひより連、壱粋、そして前年にデビューしたゆうき連の6連。ここに本場・徳島の平和連、東京・高円寺の東京天水連や江戸っ子連、小金井の舞龍連、三鷹の寶船、大和の新橋連など、市外から多くの連が加わります。徳島・東京・神奈川の踊りを一晩で見比べられるのが、この祭りの贅沢なところです。
観覧のしかたには大きな特徴があります。演舞場は8か所ありますが、どの連も同じコースを通り、必ずすべての演舞場で踊ります。つまり、ひとつの演舞場で待っていれば、参加するすべての連の演舞を見られるのです。連を追いかけて歩き回る必要がないので、混雑のなかの移動が苦手な方にはありがたい仕組みです。主催者も「見て楽しむ、写真を撮って楽しむならば比較的人の少ない駅から離れた場所がお薦め」と案内しています。あわせて、沿道にレジャーシートや椅子を置くなどの場所取りは禁止、演舞場に入っての撮影と三脚の使用は禁止、会場内は原則禁煙、混雑するためベビーカーは控えて抱っこを、と呼びかけられています。車椅子専用スペースはあります。
踊りたい人向けの入口もあります。「にわか連」は服装自由・入退場自由で、当日誰でも飛び入り参加できる連です。高張提灯を目印にどこからでも入れて、どこで抜けても構いません。2026年は初日の8月1日に行われ、開始前に練習の場も設けられました。地元商店街による模擬店(ナイスバザール)も午後2時30分から午後8時まで並びます。アクセスは東林間駅から徒歩すぐ。相模大野から小田急江ノ島線の各駅停車で一つ目です。急行・特急は停まらないので注意してください。来場者向けの駐車場はないため、公共交通機関でお越しください。雨天決行、荒天時は中止となる場合があり、開催の可否は公式サイトで告知されます。祭りの翌朝には自治会・商店街・地元連による清掃が行われ、何事もなかったように静かな町に戻ります。その律義さも、この街らしさです。