会場の四谷ひろばは、新宿区四谷4-20。最寄りは東京メトロ丸ノ内線・四谷三丁目駅で、歩いて5分ほどの、住宅と店の混ざった一角にあります。目印は学校の校舎です。新宿区の説明によれば、ここは区立四谷第四小学校を廃校利用した施設で、踊りの輪ができるのは、子どもたちがかつて走り回っていた校庭になります。
この会の中心にあるのは、櫓を囲んで輪になる盆踊りです。阿波踊りが受け持つのは、その一番はじめ、開幕を飾る枠になります。2026年でいえば、初日の口火を切ったのが新宿区役所つつじ連で、阿波踊りと太鼓を見せました。踊りの流派だけで一日を構成する大会とは組み立てそのものが違い、町の盆踊りの席へ招かれ、最初のひとときを受け持つ立場です。ですから阿波踊りが目当てなら、遅れて着くともう済んでいる、そういう会場です。何時に始まるかは年ごとの案内で確かめてから出かけるのが確実です。
廃校の校庭が、地域の手で会場になりました
運営協議会の説明によれば、新宿区から四谷第四小学校の跡地を地域で自主運営するひろば事業にしないかという提案を受け、2年間の検討を経て平成19年10月15日に運営協議会が設立され、運営が始まったのは平成20年4月でした。いまは、住民がボランティアなどで自主管理する「地域ひろば」、東京おもちゃ美術館、CCAAアートプラザの三つが同居しています。年間およそ6万人が利用し、2023年には15周年を迎えました。会を営むのは、四谷三丁目商店街振興組合。事務所は新宿区四谷三丁目9番地のビルにあります。組合は須賀神社の例大祭にも関わっており、踊りの会は年間行事のひとつという位置づけです。地域の人が運営する敷地で、地域の商店街が催す。規模ではなく、この地続きの関係がこの会場の持ち味だと思います。
足元と、水分
観覧のうえで知っておきたい注意が二つあります。ひとつは足元です。主催者はグラウンドが粗いアスファルトであることを挙げ、子どもが転んでけがをする例が多いとして、走り回らないよう呼びかけています。サンダルよりも底のしっかりした靴のほうが安心です。もうひとつは水分。帽子の着用とあわせて、熱中症対策への協力が求められています。駐車場はなく、周辺の路上への駐車・駐輪も控えるよう案内されていますので、公共交通機関で向かってください。