会場は、JR中央線・武蔵小金井駅の駅前です。線路が街を東西に貫いていて、踊りの場はその北側と南側の両方に置かれます。改札を出ればもう会場だという近さですが、片側だけ見て帰ると半分しか見ていないことになる、という点だけ先に頭へ入れておいてください。
場所は大きく三つです。北口の駅前広場、南口の駅前広場、そして駅の南北をつなぐ小金井街道。主催者が告知しているところでは、南口側に組踊の会場が加わって4会場になった年があり、北口のロータリーも組踊の場になりました。街道では列をつくって進む流し踊りが、広場やロータリーでは一か所に輪をつくる組踊りが見られます。同じ連でも形が変われば見え方も変わりますので、両方を回るつもりで時間を配分するのがこの会場の歩き方です。
北と南を行き来する前提で
本部と受付は、駅前の作り替えにあわせて高架下へ移りました。いまは総合案内の隣に置かれています。線路の下をくぐって南北を移動する動線が、そのまま会場と会場をつなぐ道になっているわけです。一つひとつの距離は長くありませんが、広場と街道を何度か往復することになりますから、履き慣れた靴で出かけてください。当日の会場配置は、主催者の案内図で前もって確かめておくと確実です。
いま、駅前は作り替えの途中です
南口は工事が先に進みました。市によれば、交通広場は平成23年3月に完成し、第2地区は令和2年5月に竣工、同年6月末に商業施設がグランドオープンしています。北口はこれからです。駅前東地区の市街地再開発事業では令和7年10月に既存建物の解体が始まり、令和8年10月に本体工事の着工、令和12年11月の竣工が予定されています。市が掲げているのは、歩いて楽しく、にぎわいのある商店街への再生です。
つまり、いま北口の広場や周りの道に立って踊りを見ている人は、数年後には姿を変えている風景の中にいることになります。毎年ここで写真を撮っている方なら、背景の建物の移り変わりがそのまま記録として残っていくはずです。