東林間は、神奈川県相模原市南区の南のはずれ、小田急江ノ島線の東林間駅を中心に広がる住宅地です。阿波おどりの会場になるのは、相模原市の案内でいう「東林間駅前大通り(シャンテ大通り)他」。駅前から伸びるこの通りが、そのまま演舞の舞台になります。
商店街そのものが会場です
東林間商店街は、全長450メートルのシャンテ大通りを中心に、加盟店およそ200店舗で構成されています。各街路に楽器の名前が付いているのが特徴だと商店街自身が紹介しており、通りの名前からしてすでに祭り仕立てです。ふだんはベッドタウンの買い物道で、八百屋や飲食店が並ぶ生活の通り。それが夏の2日間、車を締め出して踊りの道に変わります。商店街の側もこの阿波おどりを相模原市内の4大イベントの一つと位置づけていて、街にとっての年に一度の看板行事です。
演舞場は2026年で8か所。踊りに参加する連はすべて同じコースをたどり、どの演舞場でも踊ります。ですから、観客は歩き回って連を追いかける必要がありません。一つの場所に腰を据えていれば、出演する連が順に目の前へやってくる仕組みです。演舞場では輪になって数分の演舞が行われます。
観覧の実際
限られた幅の通りに人が集まりますので、歩道は歩きにくくなります。主催者も、見物や撮影が目当てなら、駅から離れた場所のほうが人が少なくて向いていると案内しています。駅前は当然いちばん混みます。落ち着いて見たいなら、通りの端のほうへ歩くのが賢いやり方です。
歩道や車道にシートや椅子を並べたり、テープやロープを張ったりして場所を確保することは禁じられています。踊り子が踊る演舞場に立ち入っての撮影も認められておらず、三脚の使用も遠慮するよう呼びかけがあります。車椅子のための専用スペースは確保されていて、体の不自由な方が優先されます。
行き方
小田急江ノ島線の東林間駅を降りてすぐです。急行と特急はこの駅に停まりませんので、相模大野で各駅停車に乗り換えてください。東急田園都市線から来る場合は、終点の中央林間で小田急線に乗り換えます。来場者のための駐車場は用意されておらず、電車で向かうことが前提の会場です。