初台阿波おどり大会で踊りが通るのは、初台駅の南口から南へ300メートルほど続く商店街です。この通りを預かる初台商盛会が主催者で、渋谷区の記事も会場を「初台商盛会(初台駅南口すぐ)」と案内しています。専用の演舞場を組んで席を売る祭りではなく、日ごろ買い物に使われる道をそのまま舞台にします。
見方はふた通りです。通りを進んでくる踊りを沿道で見送る形と、連が輪をつくって踊るのを囲んで見る形。この大会は輪踊りで締めくくるのが習わしで、連ごとに構成を変えた踊りが続きます。区の記事でも、踊り子と沿道の客の距離がとても近い会場だと語られています。裏返せば、いったん人が並んだあとは前へ回り込みにくいということでもありますから、始まる前に着いて立つ場所を決めておくのが得策です。300メートルの通りですから、端まで歩いてもわずかな距離です。
同じ駅の北と南で、街の顔が変わります
初台駅は京王新線の駅です。急行・区間急行・快速・各駅停車が停まりますが、いずれも京王新線を走る列車で、都営新宿線から乗り入れてくる系統もここへ来ます。京王線の列車はこの駅を通り過ぎますので、新宿から乗るときはホームを間違えないでください。エスカレーターやエレベーター、車いす対応のトイレも備わり、京王バス・都営バス・小田急バスも使えます。
改札から北へ出ると、そこは劇場と高層ビルの一角です。新国立劇場(渋谷区本町1丁目1番1号)が中央口に直結し、隣に東京オペラシティ(新宿区西新宿3丁目20番2号、東口から徒歩2分)が建ちます。劇場は山手通りと甲州街道の交差点に接しています。ところが南へ出れば、商店と住宅の生活道路。オペラの劇場と阿波おどりの通りが、ひとつの改札を挟んで背中合わせに並んでいるわけです。
駅を出たらすぐ会場
道路を使う催しですし、駐車場を当てにできる場所でもありませんので、鉄道で向かうのが前提の会場です。改札を出た先が会場ですから、駅に着いてから迷う心配はまずありません。