阿波おどりで唄われる唄の名が、そのまま連の名になっています。よしこの、と呼ばれるその唄から名づけたのだと、協会が公開する連の説明に書かれています。踊りの列につく名前ではなく、囃子や唄のほうから名を取っている点が、この連の立ち位置をよく表しています。なお加盟先は阿波おどり振興協会になります。
桃色の浴衣をさがす
演舞場で見つけるときの手がかりは、女踊りの装いです。淡い桃色の浴衣で、しなやかに運ぶ姿が持ち味とされています。男踊りは団扇を使い、表情ゆたかに踊ります。そこへ小さな踊り子たちの列が続きます。色でまとまった一団なので、遠くからでも見当がつけやすく、通りの向こう側からでも判別できます。
唄と囃子から入る連
この連を見るときは、音のほうに耳を傾けてみてください。紹介文は、受け継いだ正調のリズムと、伝統の色をたたえた鳴り物の音色を挙げ、踊り子との掛け合いが生む二拍子の妙を見どころにしています。阿波おどりの拍は二つで一組ですが、その二つをどう置くかは連ごとに違います。唄の名を掲げる連だけに、囃子と足の運びの合い方に、この連らしさが出ます。
踊る側にまわりたい人へ
見るだけでなく、加わってみたい人にも入り口があります。公式アカウントは連員を募っており、踊りだけでなく鳴り物についても随時受け付けていると明記しています。楽器の担い手を名指しで募る連はそう多くありません。三味線や笛、太鼓に覚えのある人にとっては、阿波おどりの内側に入る道のひとつになります。案内は交流サイトの公式の窓口で確かめられます。