公式サイトは、この連が徳島市伊月町で生まれたことと、出発点が同好会だったことを記しています。堅い組織として始まったのではなく、踊りたい人の集まりから育っていった連ということになります。結成の年は公式サイトが昭和22年、協会の一覧が1946年としており、一年のずれがあります。どちらにしても、戦後まもない時期です。
自由に踊るのに、ばらばらには見えない
公式サイトが掲げている目標が、この連らしいところです。女踊りはしとやかさと、そろった美しさ。男踊りは自由奔放な団扇の踊りでありながら、その中にも統一を持たせること。ふつうなら反対方向に引っぱり合う二つを、並べて目標にしています。演舞場で出会ったら、団扇の高さや角度がどれくらいそろっているかを見てみてください。狙いのほどが見えてきます。
蛸と子どもたち
連の紹介によれば、ゆったりした調子の鳴り物に合わせて踊るのが基本で、そこにこっけいな動きの蛸の踊りと、次の世代を担う子どもたちの踊りが加わります。しっとりした場面とにぎやかな場面が同じ列の中で入れ替わるので、通り過ぎるまで目を離さないほうが得です。
見に行くときの手がかり
協会が公表している出演の一覧を見ると、2026年8月14日はクルーズ船の見送り、翌15日はアスティとくしまのおどり広場に出ています。港でも屋内の広場でも踊る連だということです。夏の本番から外れた時期の予定は、公式サイトの日程の欄が阿波おどり会館の出演日を案内する作りになっているので、そこから会館の情報へ進むのが早道です。連員は踊り子も鳴り物も募集中とのことなので、見るだけでなく踊る側から入る道も開かれています。