公式サイトが連絡先として載せている住所は、徳島市新浜本町です。公式サイトの年表によれば、この連の始まりは明治30年に生まれた南廓連で、昭和21年6月にいまの名前へ改め、小川岩吉さんが初代の連長になりました。連名は阿波の言葉から取られています。踊りの中身より先に、この連は歩んできた道のりで知られています。
そろいの浴衣が生まれた場所
年表でとくに目を引くのが昭和22年10月の記述です。踊りのコンクールで一等賞を取ったとき、進駐軍から30人分の浴衣地を贈られ、その生地で連名入りの浴衣を仕立てたところ評判になりました。公式サイトは、これが県内の連に「そろい衣装」が広まる元になったと記しています。昭和25年3月には昭和天皇・皇后両陛下の来県にあわせて踊りを披露し、昭和45年4月には大阪万国博覧会の舞台にも立ちました。
徳島の外にも同じ名前の連があります
平成7年10月、大阪府箕面市に大阪天水連が支部として生まれました。平成20年1月には関東の支部が発足し、同じ月に東京高円寺の連と姉妹連の関係を結んでいます。地元だけで完結せず、よその街に根を下ろした人たちが同じ名前で踊っている、という広がり方をした連です。
入連の間口と、見られる機会
公式サイトには入連の案内も置かれています。規約を守れる小学生以上であれば申し込むことができ、踊りの指導だけでなく着付けまで先輩の連員が教える形です。連は鳴り物と男踊り、女踊りで組み立てられています。協会の記録では、2026年1月2日にゆめタウン徳島の新春公演、同年8月14日に阿波おどり会館の特別公演へ出演しました。夏には埼玉県で40回目を迎えた南越谷阿波踊りにも遠征しました。