名前の字を先に確かめてください
連名は三文字で、まん中が茶、しめくくりが楽、そして頭には旧い字体の「藝」を使います。似た響きや似た字面の連名が阿波おどりには他にもあるため、検索するときは字の形を先に押さえておくと迷いません。加盟している徳島県阿波踊り協会が公開する連の一覧でも、阿波おどり会館が挙げる有名連の並びでも、この三文字で載っています。
発足は1975年5月1日。協会の区分では徳島支部にあたり、連長は米田将己さんです。
新しさを、古い型から取り出した連です
始まりの動機がはっきりしています。本筋を壊さずに、むしろ少し昔へ戻った型を混ぜることで、まだない踊りを作る。守るために古くするのではなく、新しくするために古くする、という発想です。
女踊りは基本の型に忠実で、揃ったときの集団の美しさを狙います。強弱の付けかたが明確なので、列が一斉に決まる瞬間が見どころです。対する男踊りは気迫で押す暴れ踊り。同じ隊列のなかに、整えるものと崩すものが同居しています。
名物とされているのが、奴凧をかたどった踊りです。凧の名を冠した見せ場が入るので、演目の切り替わりに注目してください。
鳴り物は場面ごとに打ち分けられ、音色をいくつも使い分けます。踊りと音を一体にすることを、この連は目標として掲げています。
夏に向けて稽古の回数が上がっていきます
秋から春にかけては日曜の夜だけ、川内南小学校で20時から22時まで。6月に入ると月曜と水曜と金曜の週三回になり、7月と8月は平日が毎日、藍場浜公園で19時から二時間の稽古になります。本番が近づくほど頻度が上がる、分かりやすい積み上げかたです。