演舞場でこの連を見つける手がかりは、踊り子の肩にあります。破れた傘をかたどった印が置かれていて、この形は連ができたころから変えずに使われてきたと、連の紹介は述べています。設立は1948年。踊りの型は「阿呆調」。阿波おどりに三つあるとされる系統のうちのひとつに数えられます。
「奴」を見に行く
演目のなかでもよく名が通っているのが、女踊りで見せる「奴」です。連の紹介はこれを、ほかに代わりのない踊りであり、徳島の夏を象徴する見どころだと位置づけています。古い形をそのまま繰り返すのではなく、新しい作品を重ねながら、その時々の阿波おどりをつくってきた連でもあります。
単独で招かれる舞台の多さ
協会が公開している出演の記録を見ると、この連だけが呼ばれた舞台がいくつも並びます。2025年4月には広島県安芸高田市の神楽ドームでの公演に、2026年8月13日にはゆめタウン徳島の特別公演に出ました。埼玉県で開かれた第40回南越谷阿波踊りにも、協会の三つの連と一緒に参加しています。
連長が協会の代表を務めています
連長の立川真千さんは、阿波おどり振興協会の代表理事でもあります。協会は徳島市伊月町に事務所を置き、15の連が名を連ねる団体です。連の代表が、その集まりの代表も兼ねている形です。
追いかけるなら
公式の窓口は四つあります。交流サイトが三つと動画の窓口がひとつで、いずれも協会の連の紹介ページからたどれます。お盆の本番以外にも、阿波おどり会館で夜に開かれる公演という入口があります。出る連は日ごとに替わるので、出演日を調べてから訪ねるのが確実です。