徳島市の春の祭典。2026年は4月18日(土)10:00〜20:00、19日(日)10:00〜17:00に藍場浜公園・御成婚広場・あわぎんホールで開催されました。有名連による阿波おどりの競演を中心に、県内グルメのキッチンカーや特産品販売、ライブなどが楽しめる入場無料のイベントです。
「はな・はる・フェスタ」は、徳島市の中心市街地で開かれる春の祭典です。阿波おどりといえば八月のお盆というイメージがありますが、この祭りでは県下の有名連や大学連の踊りを、春の明るい日差しの下で観ることができます。夏の本場に次ぐ規模の催しとして知られ、徳島市の中心市街地のにぎわいづくりを目的に、はな・はる・フェスタ実行委員会が主催しています。
成り立ちを知ると、このイベントの位置づけがよく分かります。始まりは1998年とされ、神戸淡路鳴門自動車道の全通を地域経済の活性化と県外観光客の誘致につなげよう、という狙いがあったと説明されています。本州と四国が橋でつながった年に、徳島が「夏以外にも来てもらう理由」として用意したのが、この春の阿波おどりだったわけです。
2026年は4月18日(土)10時から20時まで、19日(日)10時から17時までの2日間、藍場浜公園、御成婚広場、あわぎんホールを会場に開かれました。中心となるのは、県下の有名連・大学連による阿波おどり特別公演です。屋外の藍場浜エントランスステージでの公演は無料、あわぎんホールでの屋内公演は入場料500円という設定でした。2026年からは新たに「阿波文化振興ステージ」も加わっています。
阿波おどり以外の楽しみも豊富です。県内のキッチンカーが集まるキッチンカースタジアム、地元特産品の販売、ダンスコンテスト、スペシャルライブなどが同時に展開されます。踊りを観て、地元の食を味わい、特産品を買って帰る、という一日の組み立てができるのがこの祭りの構成です。
会場はJR徳島駅から徒歩5分ほどで、公園と通りをまたいで歩ける範囲にまとまっています。初めて阿波おどりを観る方には、実は夏よりもこちらのほうが入口として向いています。夏の本場は夜の開催で人出も多く、遠目に眺めることになりがちですが、こちらは昼間の明るい光の下で、衣装の色や手足の運びまではっきり見えます。屋外ステージは無料ですから、まず外で何連か観てから、じっくり観たい回だけ屋内公演のチケットを買う、という組み立ても取れます。