美馬市脇町の歴史的町並み「うだつの町並み」周辺で開催される阿波おどり大会。2026年は8月11日(火・祝)18:00〜20:00に道の駅藍ランドうだつ周辺での開催が告知され、同日20:00〜21:00には美馬市花火大会(脇町稲田橋対岸河川敷)も予定されました。
うだつのまちの阿波おどり大会は、徳島県美馬市脇町の道の駅藍ランドうだつの前あたりを会場に開かれる阿波おどりです。2026年は8月11日(火・祝)の午後6時から午後8時までの日程で告知されました。主催は美馬市商工会(夏期行事実行委員会)。徳島市の阿波おどりが始まる直前の祝日に、吉野川の中流域で先に踊るという位置取りになっています。
この大会は単独では終わりません。踊りが終わる午後8時から午後9時まで、続けて美馬市花火大会が脇町稲田橋の対岸、吉野川の河川敷で開かれます。約1,500発で、早打ちやスターマインを中心に、8号玉や10号玉といった大玉も上がります。雨天のときは踊りも花火もそろって8月16日(日)に順延という扱いです。踊りを見てから河川敷へ移動して花火を待つ、という2時間ずつの組み立てが、この日の過ごし方になります。
舞台になる「うだつの町並み」は、それ自体が見どころです。脇城の城下町として成立し、吉野川の水運に恵まれた藍の集散地として発展した通りで、撫養街道と讃岐へ向かう街道が交差する交通の要衝でもありました。江戸中期から昭和初期の伝統的建造物が85棟並び、町家の両端には本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ」が上がっています。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた町並みで、その白壁の前を踊り子が通っていくわけです。
会場の道の駅藍ランドうだつは、その町並みのすぐそばにあります。徳島市の大会が桟敷と演舞場でつくる「劇場」だとすれば、こちらは藍で栄えた商家の並びが、そのまま背景として立っている「舞台美術つきの町」です。同じ阿波おどりでも、目に入る景色がまるで違います。
交通は、午後5時30分から午後10時まで会場周辺に通行止めの区間が設けられます。主催の商工会は、環境負荷の軽減と混雑の緩和のため、できるだけ公共交通機関の利用や乗り合わせで来てほしいと呼びかけています。最寄り駅はJR徳島線の穴吹駅で、そこからタクシーで約10分。時間帯によって規制が変わるので、出かける前に規制図を確かめておくと安心です。